娘、ぽちこの公務員奉職がめでたくも決定。
及び、ご縁合って夫婦と相成った我々、双方目をつぶること実に25年、一挙にお祝いです。
ところで
みゅみゅたのお世話はどおすんの?
え~い、こうなりゃ時差式だーー。
と言う訳で、20日間の行程中、前半は夫がみゅみゅた係り、後半ぽちこに交替。
と、
私に 都合よく円満に事は決まりました。
1月9日(火) 初日
8h00 我が家から50分、バスで楽々中部国際空港、通称セントレアへ。
さすがにシーズン・オフ、割りにすんなりチェック・インの順番がやって来た。
さて、問題は“突っ張りポール”、アパートに物干しがてら持って行きたかった。
現地でもあるにはあるけど、いかんせんかれこれ高価。
〆て¥200也のこれ、ひょっとすると長さで断られるかも。
JALのお姉さま、「こちらで、お預かりします。」と。
杞憂に終わり、ほっとしつつ見ていると、何やら立派そうな箱を組み立て出した、
件のお姉さん。
で、
ゴルフ・クラブ騒動(?)なぞをやらかしまして・・。
とっとと、税関通過、ド・ゴール空港コンコースへと出て参りました、ぽちこと私。
ここからが実質的な入国、気を引き締めて賊にご用心。
今日は、まずRER(近郊電車)の窓口へ。
今から乗るロワシーバスの分も含め、1週間パス(エプドマデール)を買いに行く。
初パリのぽちこの身分証明パスを発行して貰うには、わざわざ窓口に行かねばならない。
たかが、隣の2Cターミナルの地階に行くのに、あっちを上がってこっちで下がり、
何だか時間ばかり掛かる。
訳は簡単、何を隠そうエレベーターがおんぼろなんです。
ちっとやそっとプッシュしたくらいじゃ効かないボタン。
下に行きたいのに、降りた所が上の階とか。
そうです、フランスの“乗り物”(?)でどっと疲れる筆頭がこれ。
「表玄関の空港でこれ?」と呆れ返るぽちこ。
「これがおフランスよ~。」と私。
カートを押し押し、辿り着いたRER駅。
ぽちこは大荷物の番を。
“賊”がちっとやそっとで持ってけ無い様、あちこち紐を掛け回してベンチに
括りつける様にして、念入りに用心する。
そう、「事ほど左様に用心してるんだからねっ。」とアピールする事が大切です。
チケット発行ブースへ。
近距離とTGVを含む長距離に別れている。
パリ近郊線、ここで1週間チケットを入手する。
かれこれ並んでるが、フォーク状列の先端で2つのブースが窓を開けている。
20分待ちか、30分か。
やがて、順番が来ました。
2人分のチケットを頼むべく、既に持っている私の写真付きのパスと、ぽちこの写真を見せる。
初め200何ユーロとか言われてびっくり、“1週間”とちゃんと言わなかったので
1月間定期と思われてしまった。
お詫びして、発行し直し。
その場で、ぽちこ用の写真パスを作って貰い、ここでの用事は終了です。
これは、この先半永久的に使えるので(とあるご年配が、それって30年前ですか?
ってな写真のパスを持ってみえましたっけ。)大切に。
いつものロワシーバス乗り場に戻って来ると、時刻は既に16hをまわっている。
存外掛かってしまい、もう30分もすれば、パリの冬は日暮れ時。
アパートに着いたら、本日は終了かも。