我々夫婦、双方に片目片耳塞ぐ事めでたくも35年、珊瑚婚のお祝い旅に行って参りました。
アジャクシオの夕映え
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旅は4日目:本日のメニュー
・朝ごはん会場
・テンダー・ボートで上陸
・何はともあれ、あれを買う
・ナポレオン縁のコルシカ島
・最初で最後の絵葉書投函
・主婦の味方、スーパーマーケット
・そうだ、ムールがあるじゃない
・おもしろテンダー
・楽しまナイト
向かったのは仏庶民の味方 Monoprix、スーパーマーケットです。
ここ、その昔は、皇室御用達の映画館だったようですね。
そのモノプリでの戦利品^^、行きます。
何かと言うとエコバッグ、1,15ユーロと1,50ユーロ、¥200足らず。
今や日本では100均でいいものが手に入りますけど、ここに来るとお土産にせずには
いられません。
今まで、人さまに配って手元に残らなかったので、今回こそは。
後は食材を。
お馴染みのクノールにマギー、フレーバー強め、仏の台所を支えてます。
エシレのバターは良く知られていて差し上げると喜ばれるので、手元には今これだけ。
ブルサン、好きで良く持ち帰ります。
この土地にはブロッチュと言う名産チーズがあるんですが、買いそびれました。
お菓子、ハーブキャンディ、ギモーヴ、チュッパチャプスは小さなお友達へ。
ギモーヴって?植物名 marshmallow の仏語名、つまりあのマシュマロですが、もうちょっと
粘着質で美味しいの。
今回は仏本土には立ち寄れなかったので、後々までせめて食べ物で偲ぼうと思いました。
さて、港へ戻りました。
入管施設で無料Wi-Fiなどお試しする内に、昨夜ディナーで同席だったNご夫妻とばったり。
ムールをお昼になさったと伺って、それもいいなぁと御大。
時は3時をまわって、船に戻るには少々惜しい頃合、文字通りお三時をしに、海辺に店開き
する辺りへ再度繰り出しました。
4,5軒、海のものを食べさせるお店がテラスを張り出しています。
ムールを半分こさせて貰えると言うんで、ここに決めました。
ムールと言えば超定番のシードルもお願いして、ムールの故郷、北仏やベルギー辺りに思いを
馳せてみたり。
旬の夏を外して身が小さめでしたが美味しかった、これを食べられてNさん方には感謝です。
さて、このわんちゃんの行く先には、隠れてますが鳩が居ます。
鳩を脅すでもないゆっくりした歩調、しかし卓の間を巡り執拗に後を追います。
鳩も慣れているのか、慌てるわけでもなく、淡々と只歩いていく・・。
あたかも、鳩が卓を荒らさないよう、落し物をしないようパトロールするかの、なんとも
不思議な光景でした。
向こう中央に見ゆるが我らがオーケストラ、左がさっきの「プリンセス」号ですね。
画像お借りしましたが、本来ならこうして埠頭に鎮座するはず。
より近くで、町の活気や浜の方向を見られたのにね~、と言ってみる。(呆)
さて時間も丁度、心満たされ戻ります。
キャプテンの見事な手さばき、いや巧いもんでした。
ようやく全貌眺められました。
最終ボートの18時を前に、1艇の格納が始まりました。
一方で、これが最後の便かしら。
同様にこのありさまを見守っていた他のお部屋からも、last・・、など声が聞こえました。
刻々夕闇せまり。
ボート、ご苦労様でした。
プリンセスはしずしずと出帆、主役替わって帆船がイルミネーションを放ってます。
やがて、我々も次の地イタリアはチビタベッキアへ向けて滑り出しました。
今夜はガラナイトです。
このドレスコードについては、フォーマルのあるなしを事前に旅会社に打診をしました。
「全てカジュアル(コード)です。」と
きっぱり言われ、カジュアル船だし、たった4泊だしそんなもんかなと不審ながら思いました。
後日、別の方に確認すると今度は、
「船に乗らないとはっきりは言えないけれど、少なくとも一回はフォーマルの筈です。」と。
じゃぁ、御大にはやっぱりもう1着ジャケット、私にはワンピースかな。
と一式増やしておいたので、今夜間に合った訳でした。
MSC日本人スタッフ氏、この点について旅会社の認識間違いですね、と。
更に、日本人はフォーマルにしてはラフに過ぎる、と言う意味の事を仰せでした。
幸い、日本人は着物と言う奥の手^^があるので、今後機会があれば持参したいと思います。
我々のテーブルと言えば、皆さまどなたも品の良いいでたち、とても心地よい夜を過ごさせて
頂きました。
気持ちの華やぐまま、ムールがご縁のNさんご夫妻と、ビンゴゲームにやって来ました。
結果は・・。
我々2組とも、後2マス残してあえなく終了、と言うのは通常とは大きく違って、なんと
25のマス全てを空けてようやく上がりと言うローカルルール。
「それはないよなぁ」と
男性陣二人してぼやく横から、我々女子二人は応援しつつ茶々を入れつつ。
やがて、会場はダンスステージに転じ、ダンススタッフがお客さんを誘いに会場を回ります。
時に、和装の女性がステージに上がったり、なんと私までお誘い頂いて(驚)。
一旦は躊躇して御大を見れば、にこにこ行っておいで、と。
さすがプロのダンサー、これが実に巧みに軽やかにぐるぐる廻して^^くれるんですね。
1曲がかれこれ長かったけれど、お蔭様でとても楽しくて。
終えて御大始め、Nさん方にも拍手で迎えて頂いて嬉しかった。
なのに御大ったら、1枚たりと画像撮ってくれなかったのね。
「なんでよその男と踊るのを撮るんだ。」って何それ、きっと最初で最後なのに~。^^;
さて明日は、初めてのイタリア上陸です、嬉しいなあ。